思い切ってスペインから定期購読をしている。
さまざまな人のお家を紹介している雑誌なのだが、
これが、本当に脱帽、風に吹かれて飛んでく瞬間くらい掻っ攫わて
雑誌のレイアウトも、字体も、人選も。
もう何処もかしこも、すてきです。
全然意味がわからないインテリアだったり
(意味を求めること自体に疑問符を持たせてくれる)
独創的すぎてこれ住むのに不自由しそう、、パンク!みたいな
底抜けな感性をいつも眺めては、たのしい。
生きてきているのだな、
と感じることのできる、その人たちの息づかいそのものの部屋をいつも紹介していて
どれも本当にかっこいい。
整っていて落ち着いていて、スンとしている佇まいできれいなものもすてきですが、
まわりの雑誌を見渡しても、”きれいすぎていたり、整いすぎていて”
しかもこういうものがみんな好きだよね、みたいなデフォルト加工ばかり
目立っている感じがして、
こういう風にすればなんとなくおしゃれなかんじに見える、という
個々の培ってきたセンスではなくテンプレートのテクニックが
先行しているように感じるのは。
もちろん、どの雑誌もすてきで必ず見るし、
雑誌を作ること自体作り手への尊敬は揺るぎないものなのだけれど、
なんとなく時代の流れみたいなもので
そういうなんとも形容しがたく、
しかし自分の中に確かにある違和感みたいなものを
スッと拭ってくれたのが、この雑誌。
apartamento
2008年にスペイン・バルセロナで創刊
ニューヨーク、ベルリン、そしてミラノにもオフィスを設け、グローバルに制作。